ビタミン、ミネラルは“健康のカギ“です
ビタミンとミネラルは代謝やコンディションに不可欠な「身体の潤滑油」です。
食事と聞いて「炭水化物」「脂質」「タンパク質」といった“エネルギーになるもの“を思い浮かべる人は多いと思います。
でも実は、それらの栄養素だけでは、健康は保てません。
「エネルギーは作れるけど、使えない」
「筋トレしているのに筋肉がつかない」
「食事を見直しても疲れやすい」
そんなときカギを握っているのがビタミン、ミネラルです。
ビタミン・ミネラルは、体を直接つくる材料でも、エネルギー源でもありません。ですが、代謝・免疫・神経系・ホルモンバランスなど体を正常に動かすために欠かせない“裏方の主役“なのです。
ビタミン・ミネラルは「代謝酵素のスイッチ」
ビタミン・ミネラルの一番の役割は、他の栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)を体内でエネルギーに変えるための“補酵素”になることです。
たとえば、
「筋肉をつけたいからタンパク質をたくさん摂ろう」としてもビタミンB6が不足していると筋タンパクの合成はスムーズに進みません。
脂肪を燃やしたいならマグネシウムや鉄がないと脂肪酸の代謝がともってしまいます。
このように、ビタミンやミネラルはスイッチのような存在なんです。少ししかいらないけどないと代謝がスムーズにおこなえないそんなものなんです。
またビタミンは大きく分けて2種類あります。
・水溶性ビタミン:ビタミンB群、ビタミンCなど。身体に溜めにくいので毎日補給する必要がある。排尿で体外に出ちゃう。
・脂溶性ビタミン:ビタミンA・D・E・K。過剰摂取には注意が必要。
ミネラルも重要です。特に鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ナトリウムなどは身体の構造や電気信号の伝達にも関わってきます。神経の働き、筋肉の収縮、骨の形成はすべてミネラルが支えているのです。
それビタミン・ミネラル不足かもしれません
たとえば、こんな悩みはありませんか?
・口内炎ができやすい
・肌が荒れる、乾燥する
・朝はスッキリ起きられない
・風邪をひきやすい
・ストレスに弱くなった
・集中力が続かない
これらの症状の多くは「ビタミン・ミネラル不足」が関係しています。
これが不足するとこんなことが・・・
・ビタミンB2:口角炎や皮膚のトラブルが起こりやすくなったりします
・鉄:貧血だけでなく、集中力や免疫力が低下します。
・亜鉛:味覚障害や肌の回復力の低下につながります。
・ビタミンD:骨の強さだけでなく、免疫力やメンタルの安定にも影響します。
これらの栄養素は、コンビニ弁当やジャンクフード中心の生活では不足しやすく、現代人が見落としがちな“見えない栄養失調”の原因になります。
また、ビタミン・ミネラルは相互に作用します。
たとえば、ビタミンB2なんかが補酵素型(体内で動ける形)に変わるためには鉄が必要だったりします。
だからこそ「どれか1つだけを大量に摂る」のではなく、「バランスよく、日々の食事で満遍なく摂る」ことが大切です。
ビタミン・ミネラルの不足にご注意を!
ビタミン・ミネラルは身体の土台を支える“縁の下の力持ち“
ビタミン・ミネラルは直接エネルギーにはなりません。
でも、他の栄養素がきちんと働くためには絶対に必要な存在です。
食事の質が落ちている現代において、最も不足しやすく、見逃されがちな栄養素でもあります。
「しっかり食べているのに調子が悪い」
そんなときは、ぜひビタミン・ミネラルを見直してみてください。
「5大栄養素」と言われる中でも、この2つはセットで働きます。
だからこそ、マルチビタミン+ミネラルという形で補う商品も多く存在しています。
まずは日々の食事から。
野菜、果物、魚、ナッツ、海藻などを積極的に取り入れ、“目に見えない健康”を支えていきましょう。