本ページはプロモーションを含みます。掲載している年会費や還元率などの条件は執筆時点で各カード会社の公式サイトに記載されている内容です。お申し込みの際は必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
クレジットカードの審査に落ちると、カード会社からは「今回はご希望に沿えませんでした」という短い通知が届くだけで、理由は一切教えてもらえません。理由が分からないまま、すぐ別のカードに申し込んでまた落ちる。これが最もよくある失敗の流れです。
この記事では、審査に落ちた直後に何をすべきか、落ちた原因をどう自分で調べるか、次に申し込むまでどれくらい待つべきかを順番に整理します。
結論。落ちた直後にすぐ次へ申し込むのが最悪手です
この記事の結論
1. すぐ次のカードに申し込まない
2. CICで信用情報を開示し、落ちた原因を特定する
3. 最低6か月あけて、条件を整えてから再申込する
先に一番大事なことを書きます。審査に落ちてから、間を空けずに別のカードへ申し込むのはやめてください。理由は、カードへの申し込みそのものが記録として残るからです。
クレジットカードや各種ローンの申込情報は、信用情報機関に登録されます。国内最大手のCICでは、申込情報は照会日から6か月間保有されると定められています。つまり、あなたが1週間前に他社のカードへ申し込んで落ちたという事実は、次に審査するカード会社からも見えている状態です。
短期間に何件も申し込んだ記録が並んでいると、カード会社からは「よほどお金に困っているのではないか」と見えます。これがいわゆる多重申込で、それ自体が新たな否決理由になります。落ちたあとにやるべきなのは、次の申し込みではなく原因の特定です。
カード会社は否決理由を教えてくれない
まず前提として、カード会社は審査基準も否決理由も公表していません。問い合わせても答えは返ってきません。これは意地悪をしているわけではなく、審査基準を明かせばそれを回避する申し込みが可能になってしまうためです。
したがって、原因は自分で推測して潰していくしかありません。ただし手がかりはあります。信用情報は本人であれば開示請求できるからです。
審査に落ちる原因として多いもの
原因1 過去の延滞が記録に残っている
クレジットカードの支払い、携帯電話の端末分割代金、各種ローンの返済などを滞納した記録は信用情報に残ります。長期の延滞になると異動という情報が登録され、これは契約終了後5年間保有されます。心当たりがある場合、この可能性が最も高くなります。
よくあるのが、携帯電話の端末代金の分割払いです。通信料金とまとめて請求されるため本人はローンだと認識していないことが多いのですが、これは割賦契約であり、支払いが遅れれば信用情報に記録されます。
原因2 短期間に複数のカードへ申し込んでいる
前述の多重申込です。目安としては1か月に3件以上の申し込みがあると警戒されやすいと言われています。入会キャンペーンをまとめて狙って申し込んだ結果、全滅するという例は珍しくありません。
原因3 キャッシング枠を希望している
申込時にキャッシング枠を希望すると、審査は貸金業法の総量規制の対象として扱われ、より慎重に見られます。ショッピング枠だけが目的であれば、キャッシング枠は0円で申し込むほうが通過しやすくなります。
原因4 他社からの借入が多い
カードローンや消費者金融からの借入残高が年収に対して大きい場合、新たな与信は難しくなります。使っていないカードのキャッシング枠も、枠として与信の一部を占めます。
原因5 申込内容に誤りがある
勤務先の電話番号が間違っている、住所の表記が本人確認書類と違う、年収を実態とかけ離れた額で書いているといったケースです。カード会社は申込内容の正確性も見ているため、単純な記入ミスで落ちることがあります。
原因を自分で確認する方法
推測だけで対策しても外すことがあるため、信用情報の開示請求をおすすめします。日本には信用情報機関が3つあり、クレジットカードの審査で主に使われるのはCICです。
| 開示方法 | 手数料 | 必要なもの |
|---|---|---|
| インターネット開示 | 500円 | スマートフォン、有効なマイナンバーカード、契約時に使った電話番号から発信できる電話 |
| 郵送開示 | 1,500円 | 開示申込書、本人確認書類など |
開示報告書で見るべきなのは、クレジット情報の「入金状況」の欄です。ここに毎月の支払い状況が記号で並んでいます。正常に支払われていれば入金があったことを示す表示になり、遅れがあればその旨が記録されています。また「返済状況」の欄に異動と記載されていれば、長期延滞または債務整理などの記録があるということです。
いわゆるブラックリストという名簿は実在しません。存在するのは信用情報に登録された事故情報だけで、それは保有期間が過ぎれば自動的に削除されます。永久に消えないものではありません。
次に申し込むまでどれくらい待つべきか
申込情報の保有期間が6か月であることから、再申込までは最低でも6か月あけるのが基本です。この間に申込記録が消えるため、多重申込という不利な材料を1つ減らせます。
ただし、延滞の記録が原因だった場合は6か月では足りません。異動情報は契約終了から5年保有されるため、記録が消えるのを待つ必要があります。この場合は待つ以外にできることが限られます。
また、同じ発行会社の別カードにすぐ申し込むのも避けたほうが賢明です。カード会社は自社で否決した履歴を持っているため、同一グループ内での再申込は通りにくくなります。
待っている間にできること
クレジットヒストリーを作る
審査で不利になるのは、延滞の記録があることだけではありません。クレジットの利用履歴が一切ないという状態も、判断材料がないという意味で審査を難しくします。
履歴を作る方法として現実的なのは、携帯電話の端末代金を分割払いで契約し、毎月きちんと支払うことです。これは割賦契約なのでCICに登録され、支払いを続ければ良好な履歴として積み上がっていきます。
デビットカードやプリペイドカードをいくら使っても信用情報には登録されません。これらは与信を伴わない決済手段だからです。履歴づくりの目的では意味がない点に注意してください。
使っていないカードや借入を整理する
使っていないカードを解約し、キャッシングの残高を減らすと、他社与信の総額が下がります。ただし解約直後は情報の更新に時間がかかるため、整理してから1か月から2か月ほど置いてから申し込むほうが確実です。
今すぐ決済手段が必要な場合
カードがないと困るという状況であれば、家族のクレジットカードに家族カードを追加してもらう方法があります。家族カードは本会員の信用にもとづいて発行されるため、本人の審査は原則ありません。ほかに、銀行口座から即時引き落とされるデビットカードや、チャージして使うプリペイドカードでも、オンライン決済の多くは対応できます。
6か月後に申し込むならどのカードか
再申込のときは、年会費無料の一般カードから選ぶのが基本です。ゴールドカードやプラチナカードは審査基準が上がるため、まずは一般カードで良好な履歴を作ることを優先してください。
よくある質問
審査に落ちた記録は残りますか
申し込んだという事実は6か月間残りますが、落ちたという結果そのものが信用情報機関に登録されるわけではありません。ただし申し込みから短期間で契約情報が登録されていなければ、成立しなかったことは実質的に推測できます。
年収が低いと通りませんか
年会費無料の一般カードであれば、年収の額そのものより、安定した収入があるかどうかと支払い履歴のほうが重視される傾向があります。パートやアルバイトでも発行されている例は多くあります。
専業主婦でも作れますか
配偶者に安定した収入がある場合、世帯収入で審査されるカードもあります。申込フォームに配偶者の収入を記入する欄があるカードを選ぶとよいでしょう。
まとめ
審査に落ちたときにやるべきことは3つです。すぐ次に申し込まないこと、CICで信用情報を開示して原因を特定すること、そして最低6か月あけてから条件を整えて再申込することです。
落ちた理由が分からないまま申し込みを繰り返すのは、記録を悪化させるだけで何の解決にもなりません。500円と数十分で自分の状態を正確に把握できるのですから、まずはそこから始めるのが確実です。
なお、審査基準は各カード会社が独自に定めており非公開です。この記事の内容は公表されている制度と一般的な傾向にもとづく解説であり、審査の通過を保証するものではありません。
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