本ページはプロモーションを含みます。掲載している年会費や還元率などの条件は執筆時点で各カード会社の公式サイトに記載されている内容です。お申し込みの際は必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
家族カードは、クレジットカードの本会員が、配偶者や親、子どものために追加で発行できるカードです。本人の審査が原則としてないため、審査に不安がある人にとっては現実的な選択肢になります。
ただし、代わりに失うものもあります。そこを理解しないまま作ると、あとで面倒になります。
結論。決済手段が欲しいだけなら有効、自立したいなら不向き
家族カードが向いている人
とにかく今すぐ決済手段が必要な人
家計を1つにまとめて管理したい家庭
本カードの審査に通らず、当面の手段が欲しい人
向いていない人
自分の支出を家族に見られたくない人
将来のローン審査に備えてクレジットヒストリーを作りたい人
支出を自分で管理したい人
家族カードの仕組み
家族カードは、本会員のクレジット契約に紐づいて発行されます。カードの名義は使う本人ですが、契約者はあくまで本会員です。
そのため、利用代金は本会員の口座からまとめて引き落とされ、利用可能枠も本会員と共有します。ポイントも本会員に合算されるのが一般的です。
この構造から、メリットもデメリットも自動的に決まってきます。
メリット
メリット1 本人の審査が原則ない
本会員の信用にもとづいて発行されるため、使う本人に収入がなくても、過去に延滞の記録があっても発行されるのが一般的です。本カードの審査に落ちた人にとって、当面の決済手段として最も現実的な方法です。
メリット2 年会費が無料または安い
年会費無料のカードであれば、家族カードも無料であることがほとんどです。楽天カード、三井住友カード(NL)、JCBカードW、PayPayカードはいずれも家族カードが無料です。PayPayカードは本会員1枚につき最大10枚まで発行できます。
メリット3 家計を一本化できる
家族全員の支出が1つの明細にまとまります。家計簿をつける手間が減り、ポイントも合算されるので貯まる速度が上がります。世帯単位で管理したい家庭には合理的です。
デメリット
デメリット1 明細が本会員に見えます
何をいくらで買ったかが、すべて本会員の明細に載ります。プレゼントの購入も、個人的な支出も同じです。プライバシーを保ちたい場合には向きません。
デメリット2 自分のクレジットヒストリーが積み上がりません
ここが最も見落とされる点です。家族カードの利用実績は本会員の履歴になります。何年使っても、使った本人の信用情報には記録が残りません。将来カードやローンを自分名義で組むとき、履歴がない状態からのスタートになります。
デメリット3 利用可能枠を共有します
本会員が大きな買い物をすると、家族カードで使える枠が減ります。同じ月に高額な支払いが重なると、決済できないことがあります。
デメリット4 本会員に依存します
本会員が解約すれば家族カードも使えなくなります。本会員が支払いを延滞すればカードが止まり、家族カードも同時に止まります。離婚や別居のときにも扱いが問題になります。
年会費永年無料のエポスカード
年会費や還元率は変更される場合があります。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
クレジットヒストリーの話をもう少し
家族カードを10年使っても、使った本人の信用情報には何も記録されません。「ずっとカードを使ってきたのに、自分名義で申し込んだら落ちた」というのは、この構造が原因です。
将来、住宅ローンや自動車ローンを自分名義で組む可能性があるなら、どこかの時点で本カードに切り替えて自分の履歴を作り始める必要があります。
年会費無料の一般カードを1枚作って、少額でいいので毎月使い、延滞せずに支払う。これだけで履歴は積み上がります。家族カードと並行して持っても問題ありません。
使い分けるという考え方
家族カードと本カードは、どちらか一方を選ぶものではありません。
家族共通の支出(食費、日用品、光熱費)は家族カードにまとめて家計を一本化し、自分個人の支出は自分名義の本カードで払う。この分け方なら、管理のしやすさと自分の履歴づくりを両立できます。
年会費無料のカードなら、2枚持っても維持コストはかかりません。
よくある質問
誰を家族カードの対象にできますか
一般的には、本会員と生計を同一にする配偶者、親、18歳以上の子どもが対象です。カード会社によって条件が異なるので確認してください。
家族カードにも審査はありますか
原則としてありません。ただしカード会社によって扱いが異なる場合があります。
支払い口座を分けられますか
できないのが一般的です。利用代金は本会員の口座からまとめて引き落とされます。支出を分けたい場合は本カードを作る必要があります。
家族カードだけを解約できますか
本会員の手続きで解約できます。逆に、本会員が本カードを解約すると家族カードも自動的に使えなくなります。
まとめ
家族カードは、審査なしで決済手段を持てるという強い利点があります。家計を一本化したい家庭にも合理的です。
一方で、明細は本会員に見え、支払いも本会員の口座からで、そして自分自身のクレジットヒストリーは一切積み上がりません。将来自分名義でローンを組む可能性があるなら、どこかで本カードに切り替える必要があります。
なお家族カードの条件はカード会社によって異なります。申し込みの前には必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
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